ライフワーカーへの道。ライフワークを生きるという事。ライフワークの意味や、見つけ方。

砂浜で両手を広げる青年

ライフワークという意味

皆さんは、ライフワークと聞いて、何をイメージしますか?

人によっては、「生涯をかける仕事」と感じたり。

「自分が、ワクワク、楽しいと感じる仕事」と感じたり。

「楽しく、お金が稼げる仕事」「自分らしく生きる働き方」

etc、etc 言葉の面白いところで、人によって、同じ言葉を聞いても、イメージする内容は、本当人それぞれですよね^^;

僕個人が、今正直思うところとしては、あまり意味に拘る必要もないと感じていまして。

こちらの動画でも語らせて頂いていますが

自分が幸せに感じる生活、ライフを送っていたり、自分が幸せに感じる仕事、ワークを、少しでも良いので、そう在る様に意識して日々を送っていれば、それは既に、ライフワークを行っている、ライフワークを生きている事と繫がっている状態であって。

ライフワークの点と線

点と線

これも動画でお伝えしていますが、うちのチームのシバチャンは、人の悩みを聞く事、カウンセリングやカウンセラーが自分のライフワークだと大学生の時に感じたそうで

そのライフワークを実現する場として、人材会社に入社し、キャリアカウンセラーを目指しました。

しかし結果として、配属された部署は、営業部で、自分のライフワークを生きられない、生きていないと当時は悩んだそうです。

この辺りの勘違い、ライフワークと職業を重ねすぎてしまい、結果、私は今、ライフワークを生きていない、生きられないと、悩む人も結構多いと感じます。

ただ、ライフワークを生きていない = 幸せに生きられない、幸せに仕事が出来ない

という事ではないですよね?

そして、カウンセリングの仕事にしても、営業だからカウンセリングが出来ないという話ではなく

営業であっても、お客さんの悩みを聞いたり、相談に乗る事はもちろんできる訳であって。

このあたり、職種や、今の状況を「点」としてみて、その「点」と、理想の「点」を比べてギャップを感じると、人は今の状況を悲観的に見る事が多いですが

案外、人生は、点の連続、線みたいなものであって。

瞬間を、独立した点、道から切り離されたり、反対側を向いていると感じていると、自分は幸せでないとか、ライフワークを生きれてないとか、そんな事も感じますが

自分が幸せになる方向、幸せに向かう線に繫がっている、道に乗っている、乗ると決めていれば、その瞬間、瞬間が、ライフワークの道になって行く、道につながっていく、そんな感じですね。

私たちのライフワークの定義

世の中的なライフワークという言葉について考えますと、wikipediaでは、このような解説が見られます。

作家の本田健は、「ライフワークとは、自分のなかにある《幸せの源泉》から湧き出る情熱を使って自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方」と定義している。「幸せの源泉」とは、そこにつながるだけで、本人が幸せになるようなこと。その人らしい本質で、静かなワクワクを感じ、つきることのない情熱がある場所である。

また、作家の外山滋比古は、「ライフワークとは、それまでバラバラになっていた断片につながりを与えて、ある有機的統一にもたらしてゆくひとつの奇跡、個人の奇跡を行うことにほかならない」と述べている。その人にしかできない、一生をかけてする仕事や事業、それがライフワークである。

<Wikipedia ”ライフワーク”より引用>

僕たちが感じている「ライフワーク」の感覚は、どちらかというと本田健さんの述べられているニュアンスに近いですね。

この辺りは、定義化の難しい部分でもありますが、時代や、社会背景によって、Life:生活 も Work:仕事も、意味合いや、内容が変化していく部分なので。

外山さんがおっしゃっている、”一生をかけてする仕事や事業” この部分は、ある特定の分野の職業の方々、特に作家さんとかの場合はそうでしょうね。

年齢を重ねても続けられるような仕事であれば当てはまるかもしれませんが

野球選手や、スポーツ選手の場合、選手の寿命というものがありますし、その後別の道や、役割で活躍されている方も沢山いるので、そういったケースでは当てはまらない場合もありますね。

加えて、Youtuberとか、今の時代に生まれた職業であったり、未だないけれど、これから生まれてくる仕事もありますし。

働き方も、ツールや情報伝達技術が、大きく発展してきているので

これからの時代、マルチワークや、臨機応変に色々な仕事を行う事が増えいくかもしれませんし。

更にAIが発展したり、ベーシックインカムなどの制度が整うと、仕事自体(仕事の定義もまた難しい面がありますが)しなくても良い時代がくるかもしれませんよね^^;

なので、あまり特別なモノであったり、一生を捧げるとか、大げさに捉えすぎないでも良いモノと、私たちは感じていて。

シンプルなのですが、自分が楽しい事や、面白い事、喜びを感じる方向に意識を向けて行けば、ライフワークを生きている。

あまり意味とか、定義、それこそ、職種とか、仕事内容にあまり囚われすぎず、自分が、イキイキ、ワクワクする方向に向いて行く、そんな感覚で捉えておくことを、オススメしています。

ライフワークの良くある勘違い

想像する少女

ライフワークの良くある勘違いと言いますか

それは、先に述べたようなニュアンスも含めてですが、幾つか列記しますと

  • 必ず一つの固定された職業、仕事がライフワークである。
  • 一生涯続ける事である。
  • 人に影響を与えたり、賞賛される、大きな仕事である。
  • 楽に沢山のお金を稼ぐことができる

こんな感じで考えている方々もいらっしゃるかもしれません。

これが、正解であるときもありますが、必ずしも当てはまるかというと、そうでもなく。

このあたりを、意識しすぎたり、執着しすぎると、混乱の原因になりかねないとも感じています。

インドで出会ったライフワーカー

一つ、例として、僕が30代半ばで、インドに旅行に行ったとき、出会ったライフワーカーと感じた方の話をシェアします。

ご存じない方もいるかと思いますが、インドには身分のカースト制度以外にも、職業カーストという慣習があって、今は、緩んだ部分も有るそうですが、親の職業を子供が引き継ぐ、要は、自分の職業が、親の職業で決められてしまうという事ですね。

そんな制度があって。

僕が、インドの聖地、バラナシで出会ったあるインド人は、リキシャーという、人力車の運転手をしていて、彼の家系は、代々その仕事を行っているそうで。

たしかGWの時期でしたが、インドの現地の気温は、なんと、40℃越え。

その方は、熱い中、汗をかきながら、一生懸命、人力車を漕いでくれていて

大変そうだったので、ねぎらいの意味も含めて、声をかけてみたところ。

私:「暑い中、大変だよね」

リキシャの運転手:「いや、大変じゃないよ。」

私:「いやいや、こんな暑い中、人力車こいで、大変でしょ?」

リ:「いや、大丈夫だよ、俺は、この仕事を、神様に、任されて、やってるんだ。だから、おれは大変じゃない。喜んでやっているんだ。そして、この神に任された仕事を、一生懸命やって、家に帰る。そうすると、神が、俺に、最高の睡眠をプレゼントしてくれる。だから、俺は、凄く幸せなんだ!」

当時、外資系に転職して、お金にも、時間にも、ある程度余裕が出てきて、訪れた、インドという国。

強がるでもなく、斜に構えるでもなく、自然に出てきたと感じる、その言葉。

当時「ライフワーク」という言葉は、未だ知りませんでしたが、なんとなく、感じたのは

「あれ、もしかしたらこの人って、今の俺より、幸せなのかも?」という感覚でした。

本来当たり前でもあるのですが、自分が幸せであることは、自分か感じるものでもあって

お金とか、職業にしばられすぎるものでもなくて。

順番でいうと、幸せに生きる為の選択肢の一つに、仕事がある感覚で。

幸せに行える仕事 = ライフワーク そんな事も感じますね。

自分の幸せの感覚と、他人の幸せの感覚

幸せそうな人

結構、このインド人の話をすると、凄く関心を持たれるかたと、そう思わない、理解できないという方に分かれます。

これも普通な事というか、そう、幸せの感覚は、結構、ひとそれぞれでもあって。

自分の価値観や、考え方を投影して、そとの世界や人を見る事も、良くあることで。

なのでお金を沢山稼げなくても、日々満足感に満たされて暮らせていたら幸せだろうと感じるひともいるでしょうし

お金がなくて、自由に買い物や、遊ぶことができなかったら、幸せではないと感じる人は、それがその人の幸せという事もあって。

沢山の人を幸せにして、賞賛されていると、幸せだと感じる人もいるでしょうし。

反面、誰に知られるでなく、小さな事をコツコツやるのが、幸せと感じる人もいて。

この辺りを、御自身の感覚で、真剣に見つめてみる、感じてみるのも大切な事だと感じます。

ライフワークの見つけ方、感じ方

遠くを見渡す人

これまでの事をまとめつつ、お話させていただくと、まず、自分の幸せって何なのか?

この辺りを、真剣に考える、感じてみる事が、大切だと感じます。

そして、感じるコツでもありますが、思考、イメージして感じてみたり、5感を活用して感じてみる、体験、体感して感じてみる事も良いですね。

そう、案外、体験、経験してみることで、それが面白い事、楽しい事、自分にとって幸せな事と気が付く事もありますし。

想像してみる、イメージしてみる事で、それを感じられることもあります。

良くあるケースは、嫌な予感というか、嫌なイメージ、不幸、不安、つまらないといった思考と、感情に支配されてしまっている時ですね。

こういう時は、幸せの道というよりは、その反対の道を進んでいる時ですね。

そんな時でも、それに飲み込まれすぎたり、その考えや、イメージ、感情に支配されすぎるのでなく

ちょっと角度を変えてみる、練習ですね。

この角度を変える、向きを変える練習、訓練、習慣が、既に、ライフワークの道でもあって。

カーナビに目的地を設定するイメージ?と言うか、そこまで明確でなくても良いので、北の方に行く、南の方に行くといった、ざっくりな感覚でも良いので、幸せの方向に向いて動く習慣をつける。

これが、ライフワークの道に乗る、コツですね。

ここは、繰り返しますが、あなたの幸せに感じる事は、あなたが選べる、あなたの感覚が知っている事でもありますので。

ぜひ、御自身の、御自身らしい、幸せの道を選んでいただき、ライフワーカーとして、進んでくださればと思います。

PROFILE

Ryu
Ryu
外資系の社長を卒業して(廃校になったとも言う)独立。
プロデューサーという役割を軸に、コンサルとか、コーチング、カウンセリングをしながら、イベントを企画したり、セミナーを主催したり、面白い人のプロデュースをしている。
基本、めんどくさい事が苦手なのですが、めんどくさい事を防ぐためには、細かい事に全力でこだわる。そんな自分が、一番、めんどくさかったり......

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