⑱デザイン・見た目をカスタマイズする(カスタムCSS)
こんにちは、natsukiです。
今日はよりサイトのデザインを自分好みに変えられてしまう、カスタムCSSという機能について書きます!
正直、これをマスターすればかなりデザインを自由に変えることができる反面、
マスターするにはHTMLとCSSの知識が必要にもなります。
なので、ここでは、
「ここに色々書くとデザインを変えられるんだな」
「自分で本格的にデザインをカスタマイズしたいなら、こういうことを学んだり調べたりする必要があるんだな」
「でも自分はここまで勉強する気はないし、ある程度理解できたら後は誰かにお願いしよう」
など、だいたいのイメージが掴めればOKと思って下さい。
CSSとは
CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)は、ホームページのデザインを指定するための言語です。
CSSをカスタマイズすることができれば、「文字色を変える」とか「もっと右に寄せたい」とか「背景に画像を入れたい」とか、色々なデザインをカスタマイズすることができます。
ただ、このCSSはHTMLとセットで使うものなので、HTMLの基礎知識も必要になってきます(汗)
HTMLの例
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<h2>これは見出し2です</h2> <p>文は<p></p>で囲みます。</p> <h3>これは見出し3です</h3> <p>こんな風に、基本は要素の最初と最後をタグで囲みます。</p> |
CSSの例
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h2 { font-size: 20px; /*<h2></h2>で囲んでいる見出し2の文字サイズを20pxに指定する*/ } h3 { font-weight: bold; /*<h3></h3>で囲んでいる見出し3の文字を太文字にする*/ } p { color: #555555; /*<p></p>で囲んでいる段落の文字色を#555555に指定する*/ } |
この例を見て、なんとなくイメージをつかんでもらえたら嬉しいのですが…
つまりホームページで表示している「文字」や「画像」「リンク」などは、全てHTMLという言語ルールに従って、「タグ」と呼ばれるのを使って書かれています。
そしてそのデザインをCSSで指定しているのです。
参考サイト:
HTMLタグクイックリファレンス(目的別)
スタイルシートリファレンス(目的別)
カスタムCSSを開こう
カスタムCSSという機能は、テーマによってついていたりついていなかったりします。
ついていないテーマの場合は、自分で子テーマというのを作ってカスタマイズする必要があります。
今回利用しているテーマ「Lightning」では、推奨プラグイン「VK All in One Expansion Unit」にこの機能がついています。
左側のメニューの「VK ExUnit」>「CSSかカスタマイズ」を開きましょう。
ここにCSSを書くと、元のテーマのファイルを編集しなくても、デザインを自由に変更することができます。
でも何を書いていいか分からないですよね(汗)
とりあえずコピペしてみよう
とりあえずコレをコピペしてみましょう(笑)
コレはこのサイトで使っているCSSの一部になります。
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/*GoogleのWEBフォントを読み込み*/ @import url(http://fonts.googleapis.com/earlyaccess/notosansjapanese.css); /*②③見出し(タイトル)部分のフォントを読み込んだGoogleフォントにする*/ .entry-title, .subSection-title, .entry-body h2, .entry-body h3, .entry-body h4 { font-family: "Noto Sans Japanese", "游ゴシック", YuGothic, "ヒラギノ角ゴ Pro", "Hiragino Kaku Gothic Pro", "メイリオ", "Meiryo", sans-serif; } /*④⑤段落(p)や協調(em)のフォントを変える*/ p, em { font-family: "游ゴシック", YuGothic, "ヒラギノ角ゴ Pro", "Hiragino Kaku Gothic Pro", "メイリオ", "Meiryo", sans-serif ; } /*②記事タイトル(見出し1)の上下に少し空間を入れて行間を調整*/ .mainSection header h1 { margin: 30px 0; line-height: 1.5; } /*トップページのセクションのタイトルの調整*/ .mainSection-title { border: none; background: none; color: #333; font-size: 22px; font-weight: bold; line-height: 1.6em; text-align: center; } /*①投稿日時などの情報の色を変える*/ .entry-meta_items { color: #727272; /*色を指定*/ } /*③見出し2のデザインを変える*/ .entry-body h2, .comments-area h2 { border-top: solid 2px #ccc; /*見出しの上の線*/ border-bottom: solid 2px #ccc; /*見出しの下の線*/ background: none; /*背景ナシ*/ font-size: 24px; /*文字の大きさ*/ margin: 80px 0 60px; padding: 15px 20px; } /*見出し3の上に余白を入れる*/ .entry-body h3 { margin-top: 60px; } /*見出し4のデザインを変える*/ .entry-body h4 { color: #0097A7; /*色指定*/ background: none; /*背景ナシ*/ } /*④⑤段落の下に余白を入れる*/ .entry-body p { margin-bottom: 30px; } /*強調部分を斜体にせず、太字にする*/ em,strong { font-weight: bold; font-style: normal !important; } |
実際に保存してみて、見比べてみて下さい。
見出しのデザインはこちらにCSSの見本が色々出ています。
シンプルなHTMLとCSSコピペで実装できるタイトル(見出し)のデザインサンプル 50 | NxWorld
色の指定について
先ほどのCSSをそのままコピペすると、見出しなどに使われている「色」がこのサイトと一緒になってしまいます(汗)
そこで、カラーコード「#●●●●●●」のところは、自分の選んだ「色」のコードを入れます。
⑮管理画面からカスタマイズできるイロイロ(サイトタイトルやベースカラーなど)で指定したキーカラーと合わせて決めると良いと思います。
色選びの参考サイト
はじめはよく分からなくても、何となく書いたり消したりしていくうちに、コツが掴めてきます。
上書き保存したら、前のデータが分からなくなっちゃった!ということのないように、こまめにメモをとりながら、色々変えてみて下さい。
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